1歳の子どもと一緒に、自宅でできる知育遊びについてまとめました。
このブログでは英語に関する情報をメインに発信していますが、我が家では英語以外も楽しく取り組んでいます。
しかし周囲からは、
- 1歳向けの教材やドリルは少ない…
- 1歳って何をすればいいの?
…という相談を受けたりしますし、「何かしたいけれど、何から始めたらいいのか分からない」という保護者の方も多いのでしょう。
というわけで、お金をかけずに今すぐ始められる知育遊びを厳選して紹介します。早速今日から始めてみましょう!


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1歳の知育遊び【お仕事】
有名なモンテッソーリ教育では、子供の成長に大切な活動のことを「お仕事」と呼んだりしていますね。
楽しく遊びながらも、子供が持つ能力や可能性を自然に引き出してあげられたら最高ですね!
ままごと遊び(半分こ遊び)
ままごとセットを使って、「物を譲る・共有する」ことを学びます。
そのため、写真のように半分にできるおもちゃを用意しましょう。

- 野菜の名前を教えてあげる
- 「半分ちょうだい!」と伝える
- 半分にしてもらい、受け取る
- 「ありがとう」と、たくさん褒める
実物そっくりのおもちゃを使いながら、物の名前を覚える良いアクティビティになります。
イヤイヤ期が本格的に始まる2歳を迎える前に、人と物を共有したり、人に物を譲ったりする心(習慣)を育てておくことが主なねらいです。
半分こ遊びを毎日繰り返し、「ちょうだい」→「どうぞ」が出来るようになると、日常生活の様々な場面でも応用できるようになります。
たとえば娘の場合、テレビのリモコンや床に落ちたゴミなど、すぐ譲ってもらいたい物があった時でも、
「ママにちょうだい!」
…と手を差し出せば、ニコニコしながら「どうぞ〜」と渡してくれるようになりました。
言葉を部分的にしか理解できない1歳児でも、褒めるとしっかり伝わりますし、「良いことをしたんだ」と分かってくれます。
おもちゃ隠しゲーム
複数のコップとそれに隠せる小さなおもちゃを用意します。
隠れたおもちゃを探すことで、集中力や記憶力を養います。

- コップを横一列に並べる
- 1つのコップをおもちゃにかぶせる
- コップをシャッフルする
- おもちゃが入ったコップを当てる
シャッフルする時は、子供がしっかり見ているかを確認しながらゆっくり行いましょう(慣れてきたらスピードを上げてOK)。
コップの色をすべて同じ色にすることで、難易度を上げることも可能です。
指先を使うアクティビティ
製氷皿とポンポンボールを使って、手や指先の器用さ(巧緻性)を高める訓練です。
いずれも100円ショップ(セリア)で購入しましたが、同様のアクティビティができれば他のアイテムで代用してもOKです。

- 2本か3本の指でポンポンをつまむ
- 製氷皿の各区画に1個ずつ入れる
はじめは親が丁寧に解説しながら、お手本を見せてあげましょう。
1歳頃になると、親指・人差し指・中指の使い方が少しずつ上達していきます。子供はそれを「使ってみたい」「使えることが嬉しい」と感じるので、何でも触ったりつまんだりしたくなるんですね。
目で見ながら意識的に手・指先を使うことで、脳を刺激しシナプスを増加させると言われています。幼児教室等で指先を使ったアクティビティを積極的に行うのは、こういった理由があるからなんですね。
我が家では、粘土遊びもよく行います。
1歳児が粘土で何かを作ることはまだ難しいですが、指先を使ってちぎるだけでも良い訓練になります。
さらには、「ちぎったらちょうだい!」を実践することで、ままごと遊びと同様の効果も期待できます。

米粉から作られた「お米のねんど」なら、小さな子供でも安心して使用できます。
モンテッソーリは、「3本の指は突出した脳である」とまで表現しています。
新聞紙をビリビリ破ったり、コインをつまんで貯金箱に入れたり、身の回りの物を使って実践できることはたくさんあります。
毎日少しずつでも良いので、積極的に手や指を使わせてあげましょう。
色分け作業
トングを使って色分けするお仕事です。観察力や集中力・巧緻性を高めることができます。
トングは子供が持っても安全性の高いものを選びましょう。写真の道具はすべて100円ショップ(セリア)で購入しました。

- 器を並べる
- トングを使い、同じ色の器に移す
この時期にトングを使うことで、お箸を持つための筋力も向上させることが期待できます。
シール貼り
子供はシールが大好き!
シールを貼ることで巧緻性が向上するだけでなく、使い方次第で判断力や想像力を高めることもできます。

たとえば写真のものは、100ショップ(ダイソー)で購入したシールブックです。
空のお弁当箱のイラストが描かれており、その中に「おかずのシール」を貼ってお弁当を完成させるのです。

子供がどんなお弁当を作るのか、観察するのも楽しいですね!
我が家では娘に「お手伝い」もしてもらいます。指定した数の丸型シールを自由に貼ってもらえば、立派なドッツカードの完成です。

自分の手で完成させたカードには愛着があるので、ドッツカードやフラッシュカードを使った知育遊びも楽しんでくれますよ。

1歳の知育遊び【算数】
早期から「数」について学ぶことに関しても、肯定的な研究発表がたくさん出てきました。
数のソフトパズル
通常のパズルはまだ難しくても、ソフトパズルなら楽しく取り組めるでしょう。
写真は、100円ショップ(セリア)で購入したお風呂遊び用のパズルです。

まずはお手本を見せてあげますが、効果音を演出しながら行うと分かりやすいです。
たとえば、
- 「ピピピ〜」と数を移動させる
- 指定の場所で「ペッタン!」と埋め込む
何度か繰り返していると、効果音に合わせて「ぺったん」してくれるようになります。
時計についても、ただ見せながら◯時と教えてあげるより、実際に針を動かして見せながら教えてあげた方が分かりやすいです。
- 長い針が12〜
- 短い針が3〜
- はい、3時だね〜!
1歳の子供が時計を読めるようになるのは困難ですが、こうしたアクティビティを通して数に興味を持たせてあげましょう。
100玉そろばん
幼児教育の現場では当たり前のように使われている、100玉そろばんです。
まずは1〜10まで、数えながら玉をスライドさせることを目標にしましょう。

娘は1歳を過ぎてから、数を数えられるようになりました。
実際の使い方は、動画を見た方が分かりやすいですね。七田式教育の公式チャンネルでも紹介されています。
数字カード
100円ショップ(ダイソー)で購入した『かずカード』です。

カードの使い方は様々!
- 苺の数を数える
- フラッシュカードとして使う
- かるた遊びをする など
その他、おやつのクッキーをあげる時に数を数えたり、お風呂から出る前に10カウントするなど、教材を使っていない場面でも「数」を意識させてあげましょう。
1歳の知育遊び【絵本】
できるだけ毎日、多くの絵本を読んであげたいですね。
- 集中力が高まる
- 想像力が高まる
- 本が好きな子に育つ
- 親子の良いスキンシップになる
我が家では、1日のべ20冊以上の絵本を読み聞かせています。
ただ、それ以外にもちょっと変わった読み方を試して、知育の幅を広げてあげるのはどうでしょう?
高速絵本
1歳の子供は、文章が長いと飽きてしまい、すぐに次のページをめくりたくなります。
小さな子供は文字を追わずに、絵本を映像として処理しているからです。
我が家では推奨年齢より高めの絵本も読み聞かせていますが、当然ながら、1ページあたりの文字数は多くなります。

そこで、早口言葉のように高速スピードで読み聞かせを行うのです。
子供にとっては通常のスピードで聞くよりも、集中力が高まったり、記憶力が高まったりすることが期待されます。
幼児教育で有名な七田式でも、『高速右脳学習』を積極的に行っていますね。
なぞり読み
人差し指で文章をなぞりながら、絵本を読んであげます。
何度か繰り返していると文字を追ってくれるようになったり、自ら人差し指でなぞろうとしてくれるようになります。
すると、読み終える前に次のページをめくる…という行為もしなくなりますよ!
知育絵本
知育効果の高い絵本を取り入れるのも良いでしょう。娘が1歳の時に活躍したのが、七田式の『4ページ絵本』です。

4ページで完結するので飽きることがなく、日々の生活の中で大切なことを学ぶことができるのでおすすめです!
英語の絵本
日本語の絵本を優先していますが、英語の絵本も毎日2〜3冊は読み聞かせています。

CD付きの絵本なら、英語が苦手な保護者の方でも安心して取り組めるでしょう。


しかけ絵本・図鑑
しかけ絵本は、子供の「予想する力」を育んだり、親子のコミュニケションを高めるためにもおすすめです。
リアクションは分かりやすく、大袈裟なくらいに演出してあげましょう。

また、図鑑や絵じてん(ピクチャーディクショナリー)は音と見た目のイメージが付きやすくなるので、幼児が言葉を覚えるために最適なアイテムです。

1歳の知育遊び【英語】
早期英語教育には、様々なメリットがあります。まずは子どもが英語に慣れ親しみ、英語を好きになってくれることを目標としましょう。

英語育児については、具体的な実践例を紹介してくれる本もたくさんあるので、各家庭で取り組みやすいことから始めてみましょう。

1歳前後になると映像にも興味を持ってくるので、気軽に始められて効果も期待できるのは、DVD教材でしょう。

通販サイトでランキング1位を総なめにしているのも、納得のクオリティです。
娘は1歳9ヶ月で、登場するアニメのセリフを完全コピーしました。これには私も驚きを隠せません(笑)


その他、我が家で実践している英語育児については、幼児英語のカテゴリーにまとめています。是非参考にして下さい。

1歳の知育遊び【音楽】
赤ちゃんの頃から良質な音楽に触れている子供は、リズム感が良くなったり、歌ったり演奏したりすることが好きになると言われています。
笛・ラッパ
笛やおもちゃのラッパを吹かせることで、体幹も鍛えられます。
おもちゃのラッパは100円ショップ(ダイソー)で購入しました。

できるだけ長く、ブーーーー!!っと鳴らしてみせたら、娘も真似をするようになりました(笑)毎日の良いトレーニングになっています。
楽器の演奏
音楽を聞いたり歌を歌ったりするだけでなく、実際に楽器を演奏させることも大切です。
マラカスや木琴など、何でもOK!子供が音を出して、楽しんでくれるのが一番です。

写真は、KAWAIのミニピアノです。
プレゼントとしていただいたものですが、子供用のトイピアノでありながら、ほぼ正確な音程を実現しています。
1歳の知育遊び【運動】
適度な運動は、子供の発育発達にも健康維持にもとても大切な要素です。
子供は動くことが大好きなので、この機にどんどん体を動かして将来的にも運動好きになってもらいましょう。
キャッチボール
まずは、床の上を転がしながらのキャッチボールから始めましょう。
柔らかいボールなら、室内でも安全です。

慣れてきたら、実際に投げてみたり、距離を延ばしたりしてあげましょう。
タオルで電車ごっこ
バスタオルを使った電車ごっこで、バランス感覚を養い体幹を鍛えます。
まずは床の上に大きなタオルを敷いて、その上に子供を座らせてください。

後ろ向きに座らせた状態で、タオルを引っ張りながら移動します。

横揺れを入れたり、向きを変えたりすると子供が少しよろけますが、慣れてくると瞬時に体勢を整えるようになります。
これだけでも、遊びながらの良い体幹トレーニングになりますよ!
ウォーキング・線上歩行
子供が歩けるようになったら、どんどん外に出して歩かせてあげましょう。
幅広い年齢に対応する高性能なベビーカーの誕生により、現在は昔に比べると歩く機会が減ってしまいました。
0〜6歳は、子供が「歩くことを喜び、自発的に歩きたがる」時期です。この期にたくさん歩くことで、知育効果も高まると言われています。
我が家では、午前中に1回・夕方に1回のお散歩を日課にしています。
また、直線の上を真っすぐ歩く「線上歩行」も良いトレーニングになります。
集中力・バランス能力・視力に良い効果があると言われているので、是非試してみてください。
1歳の知育遊び【その他】
知育遊びのバリエーションは豊富で、アレンジも可能なので、調べれば調べるほど飽きずに楽しむことができます。
安全面には十分配慮した上で、各家庭でオリジナルのアクティビティを開発するのもいいですね!
手作りカード
親子の共同作業として、知育用のカードを手作りしてみましょう。
写真のカードは、『どんな色が好き?』という歌の歌詞に合わせて作成しました。

どんな色が好き?(赤〜!)
赤い色が好き♪
一番先になくなるよ〜
赤いクレヨン♪
歌いながらカードをめくってあげると、娘もノリノリで喜びます。
また、英語の教材もよく作ります。
お金をかけずに教材を増やせるので、是非挑戦してみてください!

育脳ドリル
市販されているドリルの多くは、対象年齢が2・3歳以降となっています。
そんな中で唯一、アンパンマンの育脳ドリルは「1歳」も対象としています。

1歳ですべての問題をこなすのは難しいですが、1歳でも十分に楽しめる内容です。
お絵描きや線をなぞる問題も出されますが、通常のクレヨンや色鉛筆よりもベビーコロールが使いやすくて安全です。

水洗いできるので衛生的ですし、子供が舐めても安全な素材で作られています。
ベビーブック
小学館の『ベビーブック』は、1・2・3歳を対象とした知育雑誌です。

- 本誌
- 別冊もっとベビーブック
- おもちゃの付録
子どもが大好きなキャラクターが大集合し、歌も絵本も遊びも楽しめる、ボリュームたっぷりの知育雑誌です。
知育遊びを実践して良かったと思うこと
知育遊びを取り入れたい!と思う理由は各家庭にそれぞれあると思います。
我が家は「何が何でも頭の良い子にしたい!」というよりも、「遊びながら娘にとって良い影響があるなら、積極的に取り入れたい」という考えです。
保育園に通っていないので、「自宅で過ごす長い時間を少しでも有意義に使いたい」という思いもあります。

幼児教育について調べたことを実践しているうちに、子供と過ごす時間がより楽しくなりましたし、テレビやおもちゃに頼らず毎日を過ごせるようになりました。
「昨日できなかったことが今日はできるようになった」と、その変化を明確に感じることができるようになったのも、嬉しいですね。
知育遊びはノルマと思わず、親子で楽しむことがポイントです。
みなさんも是非、試してみてくださいね!
