幼児教育の分野で活用されるフラッシュカードですが、市販のものはけっこうなお値段になりますよね。
我が家では市販の英語教材を多く活用していますが、今回紹介するカードのように、手作りすることも多々あります。
少し手間はかかりますが、子どもと一緒に製作することもできますし、実は他にも様々なメリットがあるんですよ!
英語の手作りフラッシュカードは…
- コストがかからない
- 破損しても作り直せばOK
- 語彙をどんどん増やせる
- 親子で製作すれば知育効果も!
完成した英語のカードは、カードフラッシュ以外にも様々な使い方が可能です。
みなさんも是非、親子で楽しみながら作ってみてくださいね!



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英語のフラッシュカードを手作りする
カードフラッシュとは、幼児の前でスピーディにカードを切り替え、複数のカードを連続して見せる学習方法です。
幼児期には、「映像記憶の能力が備わっている」と言われています。この能力を最大限に活かそうと、幼児教育の現場ではフラッシュカードが積極的に使われるようになりました。
市販のフラッシュカードと言えば、七田式のものが有名ですね。
カードフラッシュの目的と効果:
- 右脳を活性化
- 記憶力・理解力・表現力の向上
- 見たものを一瞬で記憶できるようになる
- 絵と文字を一致させることができるようになる
- 親子のコミュニケーションになる
引用元:七田式公式
フラッシュカードを映像化したものはYouTubeでも視聴できるので、はじめての方は使用方法を確認しておきましょう。
手作りフラッシュカードのメリット
- コストがかからない
- 何でもカードに表現できる
- 語彙数を圧倒的に増やせる
- 子どもと一緒に作成できる
- 破れても作り直せばいい
市販のフラッシュカードは、セット教材なら数万円するものも!
しかし手作りなら材料費だけなので安く済みますし、小さな子どもが舐めたり破ったりしても、親としては精神的ダメージが少ないでしょう。
身の回りの物を何でもカードに表現できるので、既製品とは異なり「覚えたい単語が収録されていない」という問題もありません。
そのため、語彙を上限なく伸ばせる最強のアイテムになります!

さらに、もう一点。
子どもと一緒に手作りすれば、その作業そのものが「知育」になります!
最近は娘も協力してくれるので、親子で楽しみながらカードを作っていますよ。

手作りカードのデメリット
- 手間がかかる
- 破れやすい
- 扱いにくい
時間的余裕のない方には、手作りすることが負担になってしまうこともあるでしょう。
また、市販のカードは丈夫に作られており、カードを切り替えやすいよう工夫されています。その点、「手作りはクオリティが下がる」というのは、どうしても否めないところです。
フラッシュカード作成に必要な材料
私はいつも、ダイソー(100円ショップ)で材料を揃えています。
- 適度な大きさの無地カード
- ペンや色鉛筆

ダイソーのインデックスカードがちょうど良い大きさなので、それを使用しています。
単語帳は外出時に持ち運びやすく、子ども一人でもめくりやすいので、いつもついでに購入しています。

フラッシュカードに書いた単語を、同時に単語帳にも書くようにしています。
フラッシュカードの使い方
フラッシュカードとして使用する場合、表を子どもに見せながら1枚1秒以下のスピードでテンポ良くめくっていきます。
1日30枚程度で十分とされていますが、子どもの様子を見ながら枚数は調整しましょう。
そして終わった後は、
- よく見れたね〜
- すごく集中できたね〜
…と、たくさん褒めてあげてください!
手作りのカードは、カードフラッシュ以外にも色々な使い方ができます。
- 英単語の暗記に使う
- 言葉当て遊びに使う
- クイズに使う
娘はカードを散らかして眺めるのが好きなので、カードがたくさんあればそれだけ静かに一人遊びしてくれます(笑)
数や色をフラッシュカードにする
身の回りにあるものを、すべてカードにしてしまいましょう!
市販のカードはいくら買ってもキリがありませんが、手作りなら上限なく語彙数を増やすことができます。
大好きな歌をカードにする
色を学ぶために、こちらのカードを作成しました。

イラストは、なぜクレヨン?
♪どんな色が好き?(赤!)
♪赤い色が好き〜
♪一番先になくなるよ〜
♪赤いクレヨン
子どもの関心を寄せるために、こういった工夫を施しています。
歌を歌いながらカードをめくることもできるので、カードタイムがより楽しくなりますね。

カードの右上には、同じ色のシールを娘に貼ってもらいました。
まだ文字を書くことはできませんが(当時1歳5ヶ月)、シールを貼るのが大好きなので、こういったところで協力してもらいます!

シールもダイソーで購入しました。
これなら簡単に、ドッツカードを作ることもできますね!
絵本の内容をカードにする
読み聞かせ絵本に登場する単語を、カードにしてみましょう。
日本語の絵本でも、英語の絵本でも大丈夫!
子どもがよく目にする物を、文字やイラストとしてピックアップします。
お気に入りの絵本から単語を選ぶ
たとえば娘が赤ちゃんのときに好んだ絵本に、物の名前を紹介するページがありました。これらを英語にして、カードに描いていきます。

フラッシュカードの表には英語を、裏面には日本語を書きました。

フラッシュカードには、色々なタイプがあります。目的や用途に応じて使い分けましょう。
- 表にはイラストだけ
- 表には文字だけ
- 表に文字もイラストもあるもの
動画の内容をカードにする
英語動画に登場する単語も、カードにしてみましょう。
映像で見た後に、カードで改めて復習できるので、子供の興味も引きやすく記憶に残りやすくなります。
お気に入りのDVDから単語を選ぶ
娘が大好きな英語DVDの一つに、『Goomies(グーミーズ)』があります。

映像にはフラッシュカードのように英単語を学ぶコーナーがあるので、そこで出てきた単語をカードにしています。

グーミーズは楽天市場で100週連続1位を獲得するなど、子供に大人気の英語学習DVDです。
楽しみながら英語を学ばせたい!という方にはぴったりですよ。


より質の高いフラッシュカードを手作りする
手作りカードには様々なメリットがありますが、作り続けていると「もっと質を高めたい!」という欲も出てきます(笑)
そんな時に便利なのが、七田式のフラッシュカード用白紙カードです。
サイズは「大・中・小・ミニ」の4種類を展開しています。1セット100枚なので、なかなかのボリュームですね!
英語のフラッシュカードを購入する
- やっぱり市販のものが欲しい…
- でも、あまりお金はかけたくない…
そんな方におすすめの、低価格なセット教材もあります。
ボーネルンド アルファベットフラッシュカード
はじめての親子にぴったりの、アルファベット学習用カードです。
なんと税込1,980円!安い!
KIDS NAVI フラッシュカード
子どもの年齢や英語力に合わせて、3つのレベルから選択できます。
- フラッシュカード80〜100枚
- CD1枚
- 遊び方解説集1冊
これらがセットになって、税込3,036円!
CD付きでこのお値段は、とても良心的ですね。
ちなみに、我が家では『くもんのカード』をフラッシュカードとして使うこともあります。
くもんの英語カードシリーズはCD付きで、1箱1,000円〜1,500円程度で購入できるので、コスパの良さは申し分ないですね。

手作りのカードは、語彙力を上限なく伸ばすために活躍してくれる、世界で一つの素晴らしいアイテムです。
お子さんと一緒に作ることで、知育にもなり、親子でのコミュニケーションも高められますね。
みなさんもこの機に是非、作ってみてください!

